久しぶりに奮発してカニを食べよう!
頑張って来た私へのご褒美💛そう思って買ったタラバガニ。
せっかくなので一番おいしい食べ方をしようと思ったけれど・・・
結局無難なカニすきになりました。
美味しかったけれど、他の食べ方もしてみたいと改めて調べてみると
『蒸しカニ』がおすすめのようでした。
そこで、カニの美味しい蒸し方について、カニの種類別に紹介します。
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カニを蒸すときの基本的な方法
まずはカニを蒸す一般的な方法を知っておきましょう。
1.カニをよく洗います。汚れや藻が付いたままですと、生臭い匂いが付いてしまいますので、カニの脚のほうも関節を延ばして丁寧に洗ってください。
甲羅の中は洗う必要はありませんので、甲羅の外側をしっかりと洗いましょう。
2.カニがまだ生きている場合は、「活け締め」にします。
「活け締め」・・・真水に30分ほどつける・冷蔵庫で冷やす
3.輪ゴムや紐で足を固定させます。生きていないカニの場合はそのままで大丈夫です。
4.蒸し器にお湯を張って沸騰させます。沸騰したらカニのお腹を上向きにして(甲羅が下)蒸し器に入れます。
5.中火からやや強火の火かげんで蒸します。
6.蒸し上がったら、カニを蒸し器から出して粗熱を取ります。(室温でゆっくりと冷ますことで身が固くなるのを防ぐためです)
以上がカニの基本的な蒸し方です。
何とかできそうですね。私でもできそうな気がしてきました。
次は、カニの種類別に上手に蒸すためのポイントを説明します。
タラバガニを蒸す時は、脚のカットが必要かも
タラバガニは「蒸し」と「焼き」がオススメの食べ方と言われています。蒸したり焼いたりすることで、カニのエキスをぎゅ~っと閉じ込めることができることその理由です。
活きガニならやはり蒸したほうが美味しそうですね。
【タラバガニを蒸す時のポイント】
*タラバガニはサイズの大きいものが多く、そのままでは蒸し器に入らないことがあります。
その場合は脚と身体を切り離して別々に蒸さなければなりません。
カットの方法は、キッチンばさみやカニ用のはさみをカニの脚の関節部分に入れ込めば、簡単に切り離せます。
*タラバガニのみそは、普通食べません。みそがあるとかえって風味を損なうこともありますので、蒸す前に取り除いておきましょう。
*蒸す時間は、約20分ですが、2kg以上のタラバガニの場合は30分程度かかりますので、20分を過ぎたら、チョコチョコと様子を見て蒸し具合を確認してください。
ズワイガニは大きさに注意
ズワイガニには、大きなオスガ二(松葉カニなど)と小さなメスガ二(せいこガニなど)があります。加熱すると甘みが一層深くなり、タラバガニとは違った味わいが楽しめます。
【ズワイガニを蒸す時のポイント】
大きさに違いがあるので蒸す時間に気を付けなくてはなりません。
*大きなオスガニの蒸し時間・・・約20分
*小さなメスガニの蒸し時間・・・約10~15分
身がほろほろとほどけて、ふわっとした口当たりと繊細な甘みと旨みが特徴のズワイガニなので、蒸し過ぎて身がぼそぼそにならないように気を付けましょう。
毛ガニは塩をひとつまみ
毛ガニの特徴は、何といってもその濃厚な味わいです。
脚に詰まった身は甘みが強く、甲羅にぎっしりと入ったみそは深いコクと旨みがあり、蒸すことで最もその旨みを出すことができます。
【毛ガニを蒸す時のポイント】
*蒸し器に入れる前に、甲羅のお腹側に塩を少々すり込みます。するとみその甘みが増してぐんと美味しくなります。
*蒸す時に蒸し器に少量のお酒を加えると身を引き締める効果と臭みや雑みを消すことができます。
*蒸し時間は約15~18分です。
蒸し上がった毛ガニを堪能する方法はいろいろありますが、カニみそにほぐした身を入れて絡めてから食べると絶品の美味しさと言われています。
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こんなことを言いながらまだその絶品を経験していない私は、毛ガニを購入した時は、絶対に試すぞ!と密かに企んでいます。
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まとめ
今回はカニの蒸し方を種類別にまとめてみました。
カニは蒸しても茹でても焼いても美味しいのですが、実は蒸すことでカニの栄養をたっぷりいただけるんです。
カニには、疲労回復や肝機能アップに役立つタウリンが豊富に含まれていますが、タウリンは水に溶けやすいのです。
効果的にタウリンなどの栄養素もいただき、カニも旨みもしっかりいただけくために『蒸しガニ』は、一番オススメの食べ方なのです。
少しだけ手間がかかりますが、せっかくのご馳走、カニを美味しくいただくためです。
皆さん、一度お試しくださいね。